WBC韓国第2戦

日本　0 - 1　韓国

大勝のあと、こうなることはよくあることで。
そもそも野球は、投手の出来に大きく左右されるわけで、好投手が出てくればそうそう打てるわけではない。
そこで短期決戦の場合、打てなくても点を取れる戦略が必要なわけだが、この試合のように岩村・小笠原・福留あたりがあんな大振りしてるようでは、それも望み薄だった。

トップチームそれも１戦勝負となったとき、正直、日本も韓国も実力差はさほどないと思う。
ペナントレースの最下位チームだって勝率が３割あるのだから、１戦勝負なんて本当に時の運といっていいのかもしれない。
そこにもし絶対的エースが１人いれば、勝率はグンと上がる。
だから、１試合１試合、一喜一憂するのは疲れるな。
ま、それが面白いんだが。

この試合の８回。
イチローが出塁後の中島の送りバント。
あれはどうなんだろうな。
バントするのが悪いとかじゃなくて、自分たちで流れを止めてしまったような気がする。
何でもできる場面で、初球から簡単にバント。
相手はイチローの足も警戒していただろうし。
もうちょっとじっくりいってほしかった。

WBC韓国戦

日本　14 - 2　韓国

これまでどこか格下に見ていた韓国野球。
戦い方はなんとなく受け身であった。
だが、北京五輪でその鼻をへし折られ、今回は完全に違った。
気持ち的にもぶつかっていく姿勢がよく見て取れた。
あのピリピリ感は観戦するほうにとってもたまらない。
ただ、第一次ラウンドはホームアドバンテージがあるということを忘れてはいけない。

イチローは、やはり頼りになる。
インタビューなどに答える彼はあまり好きではないが、プレイヤーとしては最高だ。
最終打席。
あれ、完全にホームラン狙いだろ。
そこまでするかって感じで笑えた。
なんともイチローらしい。

当たり前に語られているWBCでの球数制限ってなんとかならないものか。
野球というスポーツに球数制限と時間制限はナッシングだと思っている。
まだ、投球回数制限のほうがマシ。

朝青龍優勝

大相撲初場所で朝青龍復活優勝。
力で雑音をねじ伏せ、黙らせた。
ただの優勝決定戦というだけでなく、これまでの経緯と両横綱のプライドが絡み合いとても興奮した。

しかし、朝青龍の集中力はすごいな。
あれと同じ事を稽古でやれといっても、きっと無理だろう。
こういう人は本当にプロ向きだ。

今場所は朝青龍見たさに、これまでにないほど大相撲を見た。
おかげで関取をよく覚えた。
でも、この両横綱が力で抜きに出ているのは明らかだな。
勝ち越すことが目標となっている大関陣はちょっと情けない。
この先、この両横綱に割って入るのは、把瑠都かな。
日本人で期待をもてるのは、かろうじて稀勢の里と豪栄道ぐらい。

それにしても相撲に限らず評論家・専門家と呼ばれる人達は、本当に当てにならないな。
ちっとも。
今日は全力で白鵬を応援していたに違いない。
その姿が目に浮かび笑える。

最後に内閣総理大臣杯を渡しに登場した麻生総理。
うまくやれば支持率も上がると期待したんだろうが、やっぱりなんか下手だ。
最後になんか喋っていたが、マイクから離れすぎていて会場にしっかり届いていないし・・・。
「痛みに耐えて頑張った。感動した！」の小泉元総理と比較されちゃうね。

年俸

不況不況と言われながら、プロ野球選手の契約更改だけは、どこ吹く風。
厳冬更改という声があまり聞こえてこないのは何故だろう。
不思議だ。

テレビ放映も減り、企業広告も減り、親会社自身だって苦しいはずなのに。
なんかプロ野球選手だけは、違う世界にいるみたい。

来年あたり一気にくるのか。
それともここだけは安泰なのか。

マンU vs G大阪

試合自体は面白かったな。
昨年のレッズとミランの守備的な試合よりも十分に楽しめた。

だが、テレビ実況がいけない。
本当にだめだ。迷惑だ。
実況は変に盛り上げようとしないで、淡々と実況してくれればいいんだよ。

「なんとマンU相手にガンバが～」という表現が多すぎてうんざりだった。
へりくだるにも程がある。
見てるほうは実力差を熟知してるんだから。
そして俺が一番嫌いな言葉。
「相手を本気にさせた」
もううるさいよ。

昔、ゴルゴルゴル・・・・・・・・・・・・を連呼したアホ実況よりはマシだけどね。
あれはひどかった。

しかし、ルーニーはいいね。
あの見るからにふてぶてしい風貌がいい。
それでいて試合後、こう言ったらしい。
「自チームに本気じゃない奴がいて、むかついていた」
「相手に対しても失礼だし、観に来てくれたファンに対しても失礼。 ベンチにいる時からイライラしていた」
素晴らしい！