フィギアスケート

浅田真央は良かった。
喜んでいる姿に感動した。
きっと、自分でも満足のいく演技だったのだろう。

キム・ヨナは貫禄だった。
金メダル以外は敗戦と言わんばかりの自国加熱報道。
おまけに、直前にプレッシャーをさらにかけられての高得点。
精神的に強いな。

しかし、この競技、素人には難しい。
採点競技の難しさだ。
正直、上位陣の違いすらハッキリしない。
そもそも、演技している本人たちも、どんな点が出るのかわからず、実はドキドキなんじゃないだろうか。

採点競技は、いろんな人間の思惑が絡み合うから、いまいち好きになれない。
ボクシングのジャッジも同じく。

【親善試合】日本 0-3 オランダ

実力差を考えれば妥当な結果。
しかし、なんか納得がいかない。

それは、毎回同じような試合ばかりやっているからかもしれない。
スタミナ切れによる、終了間際の失点。
ドイツＷ杯のオーストラリア戦を繰り返し繰り返し見せられているような気がする。

それにしても、日本には得点の匂いがしなかったな。
いっそのこと、闘莉王をCFにすえて、岡崎を周りに走らせた方が得点機が増えるんじゃないか。
冗談だけど、半分本気。

Ｗ杯ベスト４を目標に掲げる岡田日本代表。
目標は大きく。
それはいいんだが、もっと足元を見なければ。
ベスト４とか言う前に、グループリーグを勝ち抜けるのか。
もっと言ってしまえば、グループリーグで１勝できるのか。
この際、日韓Ｗ杯のことは全て記憶から消し去った方がいい。
そう考えると、日本はまだグループリーグで勝てていないのだ。

正直、グループリーグでは、シード国に勝てなくても仕方ない。
この先、世界トップクラスの国々と試合を組むよりも、グループを勝ち抜くために、もっとやらねばいけないことがあるような。

あと、中村俊輔と心中する戦い方はやめてほしい。

オールスターゲーム

先週、プロ野球のオールスターゲームが開催された。
プロ野球の存在感が年々弱まるなか、このオールスターゲームも微妙な存在になってきた。
要因は三つ。

ひとつは、本当のスターがメジャーリーグにいる。
もうひとつは、セパ交流戦によって、オールスターゲームならではの対戦がなくなってしまった。
そして最後に、WBCの存在。
これが結構でかい。
正直、あれが真のオールスターなんだよな。
しかも、本気度が違う。
あの緊張感を味わってしまうと、これがとてもオールスターとは思えなくなってしまう。

しかし、オールスターゲームといいつつ、俺の知らない選手が結構いることに驚く。
これもテレビ中継の激減が大きいだろうな。
こういう状態が続くと、プロ野球も徐々に衰退していくだけだ。

野球は、本来ルールを覚えるのが難しいスポーツだと思う。
WBCなんかで老若男女が当たり前に見て興奮していたが、これは文化として野球が日本に根付いている証拠。
ある意味、国技。
それが、野球中継がなくなることで、今後は野球を知らない子供たちが増えてくる。
これは野球界にとって死活問題ですぞ。
関係者はその辺りををもう少し真剣に考えたほうがよさそうだ。

最後に、もうオールスターゲームは１試合だけでいいな。

全英オープン最終日

優勝をほぼ手中におさめていた59才、トム・ワトソン。
最後の最後で、偉業が手からすり抜けた。
最終ホール、あそこまでいったのなら、なんとしても勝って欲しかった。
世界中のゴルフファンはそう願っていたに違いない。
いつもニコニコしながら、淡々とプレーしている様が良かった。

21時から始まったテレビ中継。
ワトソンから目が離せなくなり、結局、プレーオフが終わったのが3時過ぎ。
今日が休みで良かったな。

しかし、ゴルフというスポーツは奥深いな。
「精神力」と「忍耐力」
「技術」と「経験」
「静」と「動」
必ずしも体力が全てのスポーツではないのだから、日本人にも十分に勝機があると思うのだが。
どちらかというと、日本人気質向きのスポーツのようにも思えるのだが。
世界で勝てないのは、何が足りないのだろう。
59才のワトソンを見ていると余計にそう思う。

あー、無性にゴルフがしたくなってきた。
今日は祝日だし、ゴルフ練習場はきっと盛況だろうな。

全英オープン3日目

久保谷が大健闘していたため、ついつい見続けてしまった。

それにしても、あの強風とラフとグリーンは凄いな。
世界の猛者たちが、パーセーブがやっとで、どんどんスコアを落としていく。

ああいう環境で修行を積んでいたら、日本のコースなんて容易く感じてしまうんだろうな。

最終日、まだまだ波乱がありそうで目が離せない。
石川遼が予選落ちした時点で日本のマスコミはどうも全英オープンが終了してしまったようだが。
この点については、さすがとしか言いようがない。