オールスターゲーム

先週、プロ野球のオールスターゲームが開催された。
プロ野球の存在感が年々弱まるなか、このオールスターゲームも微妙な存在になってきた。
要因は三つ。

ひとつは、本当のスターがメジャーリーグにいる。
もうひとつは、セパ交流戦によって、オールスターゲームならではの対戦がなくなってしまった。
そして最後に、WBCの存在。
これが結構でかい。
正直、あれが真のオールスターなんだよな。
しかも、本気度が違う。
あの緊張感を味わってしまうと、これがとてもオールスターとは思えなくなってしまう。

しかし、オールスターゲームといいつつ、俺の知らない選手が結構いることに驚く。
これもテレビ中継の激減が大きいだろうな。
こういう状態が続くと、プロ野球も徐々に衰退していくだけだ。

野球は、本来ルールを覚えるのが難しいスポーツだと思う。
WBCなんかで老若男女が当たり前に見て興奮していたが、これは文化として野球が日本に根付いている証拠。
ある意味、国技。
それが、野球中継がなくなることで、今後は野球を知らない子供たちが増えてくる。
これは野球界にとって死活問題ですぞ。
関係者はその辺りををもう少し真剣に考えたほうがよさそうだ。

最後に、もうオールスターゲームは１試合だけでいいな。