東国原県知事

東国原県知事。
彼の一連の動向を見ていると、日本国民も舐められたものだと、激しく落胆する。

まず自民党。
宮崎県で絶大な支持率を持ち、口も達者な彼を今度の衆院選に取り込めば、勝てると踏んだのだろう。
ほんの数年前の小泉劇場を再現しようということなのだろうが、あまりにも考えが短絡的で情けない。
まずもって、それで国民の票を得られると思っていることが悲しい。
舐められたものだ。

そして、東国原県知事。
あの自信はどこから湧いてくるのか。
宮崎県政と国政を同列に考えすぎじゃないか。
宮崎と同じような支持を東京でも得られると思っているのか。
みんな意外に冷やかに見ているぞ。
彼が政治家として優秀かどうかは置いといて、今回取った手法についての考え方が気に入らない。

結局のところ、「国民は舐められている」に尽きる。
ただ、ほんの数年前に小泉劇場という"前科"があるのも事実。
選挙に向けてマスコミの過剰報道を危惧する。

いずれにしてもお互いグダグダやっていると、両者ともにイメージは悪くなるだけだと思うが。

エコとは何ぞや

どこもかしこも、エコ・エコ・エコ・エコ。

しかし、本当の意味で、地球環境にやさしいことって一体なんなんだろうな。

エコポイントとか言って、環境に良いとされる電化製品の買い替え促進運動みたいなのが行われているが、それってどうなの？
買い替えによって発生する大量の廃棄物は、どうなるの？
まだ使える電化製品なら、末永く使用する方が、ずーっとエコなんじゃないの？
エコエコ言いながら、地デジへ完全移行する際に出るであろう大量の廃棄テレビの山には目を向けないの？

いろいろな疑問点と矛盾点が・・・。

「環境」という名を借りてのビジネス。
経済活性化、浮揚の手段として「エコ」が利用されていると割り切ったほうが、スッキリするな。

一番、たちが悪いのは、「エコ」という言葉を使えば、何でも許されてしまうという風潮が少なからずあるということ。
国がこれをいいように利用しかねない。
変な税金を掛けたりな。

国民はあまりのせられない方が賢明だな。

恥ずかしい

俳優の中村俊太容疑者（31）が大麻取締法違反（所持）で逮捕されたことを受け、父親で俳優の中村雅俊さん（58）が５日夜、東京都内の事務所で記者会見し謝罪した。

仕事柄、親が謝罪会見をするのは仕方ないのかもしれない。
が、息子も30過ぎた、いい大人。
親がいちいち出てこなくてもいいんじゃね？
三田佳子の時も毎回そう思う。

しかし息子のほうもねえ。
いい年こいて、親に涙を流させて謝罪させて。
仕事にも多大な影響あるだろうに。
情けなく恥ずかしいにもほどがある。

中川前財務相

中川前財務相の泥酔会見。

あの映像はいかんな。
怒るのを通り越して笑ってしまう。
あれは、志村けんのコントの世界だよ。
これから何かあるたびに、あの映像を流されてしまう中川氏は痛いな。



でも、あの会見以降、見事なタイミングで円安が進行している。
米株安と円高の相関関係が崩れた。
これも為替介入？
それも金を一切かけずに。
彼がもしもこれを計算し、演技だったとしたら天才だな。
まぁ、ありえんが。

しかし輸出大国ニッポンはなんか不思議だ。
円の価値が下落して、喜ぶ企業のほうが多いんだから。

官僚批判もいいけど

衆院本会議で中川昭一財務・金融相が行った財政演説の読み間違いが26カ所に上ったことが30日、分かった。
「歳入」を「歳出」と言い違えたり、予算の計数を誤ったケースもあったりし、財務省は議事録段階で訂正するよう衆院側に要請。

たまたまこれをテレビで見ていたんだよな。
やっぱり問題になったかって感じ。
つっかえつっかえで、本当にひどかった。
まるで小学生が国語の授業で教科書を読まされている感じだった。
政治家による官僚批判もいいが、こういうの見せられるとなぁ・・・。
みんな出来上がった原稿を内容も良くわからずに、ただ読み上げてるだけだもの。
官僚どうこういう前に、国会議員はこんなに大勢いらねえって感じ。