そして、何も感じなくなった

長渕剛の最新アルバム「FRIENDS」が発売された。

長渕も年をとった。
俺も年をとった。

そして、何も感じなくなった。

昔は、発売と同時にアルバムを手に入れ、歌詞カードを片手に、何度も何度も聞きたおし、感銘を受けたものだった。

それが、ついに今回は何も感じなくなった。

思えば、ここ何作もそうだったかもしれない。
今度こそ、今度こそ、の思いで、待ち続けていたのかもしれない。
しかし、あの頃は帰ってこなかった。

長渕自身が若かりし頃歌っていた「you changed your mind」という曲が妙に身にしみる。
歌詞　→　http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=S00344

最新アルバムを聞いた感想を言わせてもらえば・・・
・高音のパワーがなくなっちゃって悲しい
・歌詞が弱い。メッセージ性もない。・・・きっと幸せなんだろうな。

結局、行き着くところは、歌への情熱の問題だろう。
書画や筋トレを得意げに話している姿を見ると目頭が熱くなる。

だからと言って、過去の彼の作品をけなすつもりは毛頭ない。
というか、より一層、輝いて見える。